会期

2021年8月7日(土曜)から9月12日(日曜)

開催趣旨

川越出身のマンガ家・花村えい子(1929-2020)は少女マンガのパイオニアとして位置づけられています。キラキラの目にカラフルな髪の色をはじめ、現在に至るマンガの少女像の原型を創りだしました。埼玉県立川越女子高校を卒業し、女子美術大学で学んだ花村は、結婚後、貸本屋時代の1959年にマンガ家としてデビューしました。可愛い少女のイラストは文房具のキャラクターとしても起用され、そのイメージは広く流布されました。読者層の成長に合わせ、しだいに抒情的なマンガを描くようになりました。代表作はドラマの原作にもなった「霧のなかの少女」や川越を舞台にした「花影の女」などがあります。また『源氏物語』をはじめとする古典文学をマンガにするなど、活動の幅を広げました。惜しくも昨年12月にご逝去されましたが、生涯現役を貫きました。
本展では、花村のマンガ原画や当時の掲載誌等の貴重な資料に加え、交流のあったマンガ家たちの資料も展観します。懐かしくてかわいい少女マンガを存分に楽しめる展覧会です。

【出品数】原画約150点以上および資料(予定)

開館時間

午前9時から午後5時(入場は午後4時30分まで)

休館日

月曜日(8月9日は開館)、8月10日(火曜)

観覧料

区分個人料金団体料金(20人以上)
一般600円480円
大学生・高校生300円240円
中学生以下無料なし
  • 身体障害者手帳・精神障害者保健福祉手帳・療育手帳をご持参の方、及びその介護者1名は無料
  • 「川越きものの日」にちなみ毎月8、18、28日に着物で来館された方は団体料金

関連イベント

担当学芸員によるギャラリートーク(手話通訳付)

日時:2021年9月4日(土曜) 午後2時から

会場:企画展示室

費用:無料(要当日観覧券)

主催

川越市立美術館

企画制作

花村えい子画業60周年記念巡回展実行委員会、有限会社エフ・エム・ジー

協賛

紋蔵庵

協力

埼玉県立川越女子高等学校同窓会、川越氷川神社、株式会社櫻井印刷所、株式会社亀屋、公益社団法人日本漫画家協会、株式会社ウィズアンドウィズ、ONO BRAND DESIGN、図書の家、学校法人専門学校東洋美術学校、シャチハタ株式会社、株式会社サクラクレパス、ebookjapan

お問い合わせ

〒350-0053 川越市郭町2丁目30番地1

電話番号:049-228-8080(直通)

ファクス:049-228-7870

ホームページ:https://www.city.kawagoe.saitama.jp/artmuseum/tokubetutenji/toku-index.html

Information

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